TREASURE★CHEST

果たして長続きするのだろうか?と思いつつ、今日まで続いているブログ

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メタリズムXⅥ

2017年 05月22日 02:06 (月)

ネタに困ると登場するこのコーナー。
けっこうお年を召された方には馴染み深いバンドから、私好みのメタル・サウンドまで、今回もあれこれ紹介していきとうございます。
さて、まずは白蛇から!


ホワイトスネイク「カム・アンド・ゲット・イット」(1981年)

ディープ・パープル解散後(1984年に再結成)の1976年に、ディヴィッド・カヴァーデイルのソロ活動を中心に形成されていったハード・ロックバンドの6thアルバム。
オリジナル・メンバーが揃った最後の作品であり、初期ホワイトスネイクの集大成的なアルバムであり、傑作と呼ぶ者も多い。
ソウルやブルースを基調としたロックがメインで、後の彼らが見せることになる一般的なロック・サウンドとは趣が異なっている。
しかし、彼ららしい王道ともいえるハード・ロックあり、ポップでキャッチーな上質なロックンロールあり、深みを感じさせる渋い楽曲ありと聴きどころは実に多く、大変優れたアルバムとなっている。また、後の作品への片鱗も見え隠れする橋渡し的なアルバムとも言えるだろうか?
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ローディ「ジ・アロカリプス」(2007年)

日本盤タイトルは「ハードロック黙示録」。
フィンランド出身のハード・ロックバンドの国内1stアルバム。
モンスターの特殊メイクにコスチュームに身を包んだ異形の姿は、見た目の奇抜さではKISSや聖飢魔Ⅱ以上の存在感。
テレビレポーターが中継先でモンスターに襲われるドラマのようなイントロから始まる本編は、彼らの見た目とは裏腹に、実にキャッチーでわかりやすい80年代テイスト漂う王道のハード・ロックサウンド。
各楽曲のクオリティーが恐ろしいほど高く、演奏技術もハンパではない。ボーカルのダミ声は好き嫌いの分かれるところだが、それがまたこのサウンドに実に上手くハマっている。
こういったバンドは、その見た目ばかりが先行しがちだが、実力はそんじょそこらのバンドを軽く凌駕していることは間違いない。
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クレイドル・オブ・フィルス「ダムネイション・アンド・ア・デイ」(2003年)

以前紹介したフィンランド出身のシンフォニック・ブラック・メタルバンドの5thアルバム。
天から追放された堕天使ルシファーを題材にした全17曲77分を四部構成にして送る超大作。
本物のフルオーケストラに合唱団との共演は、冒頭のインストから幻想的に世界に引きずり込まれる。
その後展開されるのは、重厚でドラマチックかつ暴虐的なメタル・サウンドとダニ・フィルスの表現力に溢れながらもどこかタガが外れたようなキチガイじみたボーカルが乗る。これぞクレイドル・オブ・フィルスと呼ぶに相応しい狂気と悪意に満ちたアルバムであり、ブラック・メタルにおける名盤でもあり、この上ない芸術作品である。
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ローディ「ロックンロール・ハレルヤ」



クレイドル・オブ・フィルス「ザ・プロミス・オブ・フィーバー」

ボカリズム

2017年 05月12日 02:58 (金)

今日は久々にミクさんネタだよ!
というか、ミクさんが恋しくなってきたw

実はね、ちょいと前にね、どうしても欲しくなったので密かに買ってしまった作品がありまして・・・。

それがこちら!
Mitchie M feat.初音ミク「グレイテスト・アイドル」
2014年に発売された有名なボカロPさんの作品です。
ジャケットのイラストを担当したのは何と、コミックス版エヴァの貞本義行氏!これは1/8スケールでフィギュアも発売されてます。とても人気のあるバージョンなんですね。
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特殊サイズのジャケットということで、どんなのかと思ったら・・・

でかっ!!!
1/8スケールのミクさんよりもずっとデカイ!!
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中身はこんな感じ。
左はミクさんのギターキーボードのブリッジの絵と、CD&DVDの収録曲。
右はCD(ピンク)、DVD(緑)と歌詞カード兼ブックレット。
豪華仕様なのはいいけど、どうせだったらノーマルのプラスチックケースをそのまま収納してある方が良かったかな?
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後で調べたらLP盤サイズだということが判明。そりゃあデカイわけですね。
天国のジョン・レノンも大御所ヘヴィ・メタルバンドのラウドネスも、まさか自分たちのLP盤の隣にミクさんが並ぼうとは思わなかっただろうなぁ~。
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肝心の曲の方ですが、素晴らしいです。
とにかくミクさんの声に不自然さが皆無。
ダンス・ミュージックやテクノ・サウンド、デジタル・ロックナンバーからバラードまで、サウンドの方も多種多様。
どの曲も非常に凝った作りになっています。1番2番の展開の微妙な違いのみならず、サウンド・エフェクトやコーラスひとつひとつに作り手の強いこだわりを感じます。
ボカロ曲においてどうたら~という狭い範囲でなく、もう単純にそのへんに溢れてる毒にも薬にもならないJ-POPなどよりずっとしっかり音楽として完成してます。これはおすすめですよ!

「愛Dee」


「ビバハピ」

メタリズムXV

2017年 05月11日 19:15 (木)

毎度お馴染み(?)のコーナー。アクアネタが不足してますんで、このままお付き合い下さいませ。

今回ご紹介するのは、モービッド・エンジェル。
1983年、アメリカ・フロリダ州にて結成されたデス・メタルバンド。
カンニバル・コープスやオビチュアリーといった面々とともに、デス・メタル創成期よりシーンを牽引してきたバンドであり、デス・メタルの帝王の異名を持つ。アメリカ出身のデス・メタルバンドではもっとも成功したバンドであり、これ以降に登場するあらゆるデス・メタルバンドに多大な影響を与えた。


「ブレスト・アー・ザ・シック」(1991年)

日本盤タイトルは「病魔を崇めよ」。
重厚かつアグレッシヴなギター、ピート・サンドバルによるブラスト・ビートを多用した凶暴なドラム・ワーク。そして、デス・メタル界屈指のデス・ボイスの持ち主であるディヴッド・ヴィンセントによる地鳴りのような咆哮は鳥肌モノであり、これぞまさしく「デス・メタル」と呼ぶに相応しい。
全編に渡って疾走感のある曲ばかりではなく、どちらかとえいばミドル・テンポのナンバーの方が目立つ。しかし、重くねっとりとした妖しい展開は、速いだけがデス・メタルではないことを教えてくれる。
曲間にサウンド・エフェクトや小曲を入れることによって、アルバムがまるでひとつのストーリーになっているかのような演出は、当時としてはかなり奇抜かつ前衛的だったのではないだろうか。
この時代特有の篭もったサウンドは、クリアな音像よりもダークでおどろおどろしい魔界じみた雰囲気を盛り上げるのにプラスに働いていると言える。
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「ドミネイション」(1996年)

ディヴィッド・ヴィンセントのボーカルにはより磨きがかかり、ギターのキレ具合も増し、ピート・サンドバルのドラムもより進化を遂げた4thアルバム。
全体的にサウンドの重さがより一層増している。
イントロのキーボードが荘厳な印象を与え、ブラック・メタルではないにもかかわらず、どこかサタニックな雰囲気を感じさせる。
この作品においてもミドル・テンポの楽曲がメインではあるが、一曲一曲のヘヴィさや存在感が凄まじく、聴く者を闇の底へと引きずり込んでくれる。
全編に渡って邪悪さとブルータリティー溢れる作品だが、同時に彼ら独自の美意識も感じさせる傑作である。
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「フォール・フロム・グレイス」(ブレスト・アー・ザ・シック)



「ドーン・オブ・ザ・アングリー」(ドミネイション)

メタリズムXⅣ

2017年 05月08日 12:11 (月)

このGWもヘヴィ・メタル探求の旅はもちろん継続!
私が離れていた間に出ていたヘヴィ・メタルの過去作は中古でずいぶんたくさん手に入りましたが、新品でB'z以外の作品を店頭で買うのはかなり久し振りで、何だか新鮮な気持ちにさせられました。


BAND-MAID「Just Bring It」(2017年)

ボーカル&ギターの小鳩ミクを中心に結成。男性ファンを「ご主人様」女性ファンを「お嬢様」ライヴを「お給仕」と呼ぶ、メイド服に身を包んだ5人組ガールズ・ハードロックバンドのメジャー1stアルバム。
以前から興味を持っていたバンドだったが、コスプレアイドルみたいなイメージがあり、あまり期待はしていなかったため、曲を聴いて大変驚かされた。
可憐なルックスに似合わず、サウンドは超本格的なハード・ロック。
芯のある力強いボーカル、メタリックなギターにパワフルなドラム、バキバキのベースで重量感と疾走感あるハード・ロックサウンドを聴かせてくれる。荒削りな部分もあるが、逆にそれが生々しく、個人的には以前紹介したアルディアスやシンティアよりもこちらの方が断然好み。
これが1stアルバムということで、今後の彼女たちの成長が本当に楽しみ。とんでもないバンドが出てきたものである。
ダリの騙し絵を彷彿とさせるジャケットも、彼女たちの雰囲気に合っているし、演奏中の写真で構成されたブックレットも見応え充分。
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Don't you tell ME



YOLO

R&R

2017年 05月04日 17:27 (木)

最近は若者の音楽離れなんて言葉も耳にしますが、私は別に若者ではなくてオッサンなので別に何の問題もないじゃないかと、嬉しいやら寂しいやら悲しいやら、決してプラスとは言えない思考に苛まれておりますが・・・。
今回もいきましょうか?


INABA/SALAS「CHUBBY GROOVE」(2017年)

B'zのボーカリスト稲葉浩志と、古くからの盟友でもある世界的ギタリスト、スティーヴィー・サラスのコラボ・アルバム。
何のアイデアもない所から出発し、東京、アメリカ、カナダ、韓国など世界各地を飛び回ってレコーディングされた。
曲名や歌詞においては稲葉らしさを保ちつつも、ギターやベースのダンサブルでファンキーなグルーヴ感が強調され、ロックとポップのバランスが絶妙。
今までになかった試みをという二人の言葉に嘘偽りはなく、今までのB'zでも稲葉のソロ作品にもない、独特のリズムとノリの良さを持つまったく新しい作品に仕上がっている。
しかし稲葉氏、53歳にはとても見えない・・・・。
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デスラビッツ
「第一次うさぎ大戦」(2014年)
「第二次うさぎ大戦」(2016年)

当初はデスラビッツという名前だったが、現在はなぜか"です。ラビッツ"と改名されているが理由がよくわからない(笑)。
あどけなさの残る えみ、ゆず、かりんの3人に、40代の部長と呼ばれるオッサンが混じっている特異なアイドル・グループ。
デジタル・ハードコアにパンクやフュージョン、さらにプログレなど多彩な要素を混ぜ込んだカッコよさとコミカルさを併せ持つカオスなサウンドが特徴。
決して上手とは言えない彼女たちのほんわかした歌声にオッサンのデス・ボイスが重なる楽曲は、一度聴いたらいい意味でも悪い意味でも忘れられない(笑)。
BABYMETALとはまた違った魅力(特異性と言った方がいいだろうか?)のあるグループである。
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Silent Siren「31Wonderland」(2014年)

メンバー全員が読者モデル出身というガールズ・ロックバンド。
モデルというだけあり、全員とびきりキレイでかわいく、ルックスは非常に良い。名前だけは前から知っていたが、実際に聴いたのは今回が初めて。
ルックスに目が行きがちだが、昨今のガールズ・バンドによくあるような、典型的キラキラ・ポップな胸キュン・ナンバー(歌詞の内容的に、この歳で聴くにはちょっと辛いが・・・)から、エッジの効いたゴリゴリのロック、シリアスなナンバーまで、サウンドの幅は思った以上に広く、演奏能力もなかなかのレベル。アップ・テンポな曲が多いのも(このアルバムでは)特徴だろうか。数少ないバラード曲もしっとりと聴かせてくれる。
他のガールズ・バンドと比較しても頭ひとつ抜けている感がある。

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INABA/SALAS「AISHI-AISARE」



Silent Siren[31Wonderland」