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TREASURE★CHEST

果たして長続きするのだろうか?と思いつつ、今日まで続いているブログ

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メタリズムXXX

2018年 07月05日 01:26 (木)

ハード・ロックやヘヴィ・メタルに限らず、ロックの歴史を語る上で欠かすことの出来ない重要なバンドはたくさんいますね。
今回もそんなバンドをひとつ紹介しましょうか。
いつものようにゴリゴリ感満載のヘヴィ・メタルでは決してありませんが、じっくり聴かせる深みのあるバンド。
日本での評価はイマイチですが、祖国では国民的なバンド、その名はラッシュ。


ラッシュ「ヴェイパー・トレイルズ」(2002年)

バンド結成は何と1968年。
カナダはトロント ウィローデイルにてアレックス・ライフソン、ジェフ・ジョーンズ、ジョン・ラトジーの3人で結成されたハード・ロック・バンド。
同年にジェフ・ジョーンズが脱退し、新たなベーシストとしてアレックスと旧知の仲であるゲディー・リーが加わる。
結成から6年後、1stアルバム「ラッシュ」(日本盤タイトル「閃光のラッシュ」)にてデビュー。その直後にドラムがニール・パートに交代し、以降現在に至るまでメンバー・チェンジは一切なく、スリー・ピース・バンドの形態を維持し続けている。
緻密に構成された曲が多いが、ライヴではサポート・ミューシシャンを加えず、すべて三人で演奏する。ゲディ・リーがボーカルを取りながらベースを弾き、足でシンセサイザーを操作する姿は大きな見どころ。ニール・パートの360度全方位ドラムなども有名である。
デビュー以降、コンスタントにオリジナル・アルバム、ライヴ・アルバムをリリースし続けたが、2015年を最後にライヴ活動からは引退。オリジナル・アルバムは2012年の20作目にあたる「クロックワーク・エンジェルズ」以降リリースはないが、新作を発表する意欲はあるとのこと。
プログレッシヴ・ロックを軸とした超大作主義からコンパクトで耳馴染みの良いポップス路線、グランジやオルタナティヴなど、各時代のトレンドとなった音楽を柔軟に取り込み、激動のミュージック・シーンを生き抜いてきたタフなバンドである。
この作品は、メンバー間に起こった不幸により長期に渡って活動を休止した後にリリースされた。精神的に辛い時期でもあったためか、内容は当時の彼らの内面が色濃く反映された、ラッシュ史上最もヘヴィなサウンドに仕上がっている。それに加えてそこかしこに翳が見られるが、陰鬱なそれとは異なり独特なムードが生み出されている。
しかし、このバンド特有のグルーヴ感は健在で、作風はヘヴィになれど、やはりラッシュと呼ぶに相応しい。
ハード・ロック・バンドとしてのラッシュを強く印象づけたであろう一枚だが、メンバーは仕上がりに満足していなかったため、発売から9年後の2013年にリミックス盤がリリースされた。
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ゴースト・ライダー