TREASURE★CHEST

果たして長続きするのだろうか?と思いつつ、今日まで続いているブログ

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エピソード0.

2012年 12月02日 11:15 (日)

あなたが過去を振り返るときはどんなときだろうか。現在に疲れたときか、あるいは未来がみえなくなったときか。しかし良い想い出ならまだしも、浮かんできた記憶がさらに苦しいものだったりすると、どこに逃げればいいかわからなくなって息苦しくなったりしないだろうか。そして嫌な想い出ほど何故か、とても鮮明で脳裏にこびりついていたりして――
これは過去に起きてしまったことに振り回され、押し潰されそうになる人々の物語である。生命と同価値の物を見つけることができずに、行き場のない気持ちに封鎖された彼らは脱出不能の孤島に集められ、真実との対峙を強制される。その果てにあるのは何故か出来損ないの"人形"で・・・・。

ブギーポップ×事件シリーズだった前作「戦車のような彼女たち Like Toy Soldiers」4ヶ月振り、ソウルドロップシリーズとしては「アウトギャップの無限試算」以来1年4ヶ月振りとなる最新作。

上遠野浩平「ソウルドロップ孤影録 コギトピノキオの遠隔思考」
今回は、主人公で元警察官の伊佐俊一と"ロボット探偵"千条雅人との出会いを描いたお話らしいです。
前作で、飴屋こと怪盗ペイパーカット(天から降りてきたものたちのうちの一人)は伊佐に向かって「私は君の未来だ」とか何だか意味ありげなことを言っていました。ということは、ナイトウォッチシリーズに何らかの関係があるのかな?でも、ペイパーカット自体が虚空牙が造り出して地球に送り出したものなんだからそもそも人間ではないし。

ペイパーカットは見る者によって全然違う姿に見える。男に見えたり女に見えたり子供や老人や外国人に見えたり、中には姿を認識できない者もいる。統和機構は血眼になって彼を探しているらしいが、これではエコーズのように捕獲するのは無理だろうなw
ブギーポップの方で登場する「もうひとつは"目撃したのに、誰にも認識できなかった"ということで取り逃がし――」
という言葉は確実に彼のことなんだろうなぁ。
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・・・・・おそらく我々は何世紀も前に殺されていて、ただ幽霊として現れているだけなのだろう。ずっと以前に死んでいる我々はきっと、既に一度語ったことを、おうむがえしに言うために、おそらくそれだけのために戻ってきているのだろう。あらゆるすべてが経験済みであるかのように。とっくの昔にもう、死なるものも味わっていたかのように・・・・・。

――カレル・チャペック<ロボット>

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