TREASURE★CHEST

果たして長続きするのだろうか?と思いつつ、今日まで続いているブログ

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メタリズムXX

2017年 08月27日 03:13 (日)

久々にやってきましたこのコーナー。
今回は超ベテラン・バンドと、この先の成長が楽しみな実力派バンドをご紹介。


エクソダス「エキシビットB:ザ・ヒューマン・コンディション」(2010年)

1980年、アメリカ カリフォルニア州リッチモンドにて結成されたスラッシュ・メタル・バンドの9thアルバム。
俗にBIG4と呼ばれるメタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスらと並び、ベイエリア・スラッシュの代表格として黎明期を支えた重鎮。
一度は解散するものの、再結成。2000年代に突入してからは勢力的に活動を続けている。
時に速く、時に変則的にザクザクと刻まれるスラッシュ・リフは衰えを知らず、全盛期と比べても遜色ない。
タイトルにBとあるが、当然Aも存在する。いわばこの前作との二部構成になっている。個人的にはこちらの方が好きなので紹介させてもらった(笑)。
エクストリーム感の強い凶暴なボーカル、しなるワイヤーのような硬質なギター、疾走感溢れるドラム。ひとつひとつの音が分厚い。
アルバムのテーマは”人類が行ってきた数々の非道について”。故に全体的にダークでシリアスな仕上がりで、歌詞は実に物騒で血腥い。
1曲につき6分~7分台と、スラッシュ・メタルのアルバムとしては大作の部類に入る。後半にスローな曲がまとまっているという欠点はあるものの、それらの曲も随所で複雑な展開を見せるため、まったくダレることなく聴き続けることが出来る。スラッシュ・メタルらしく疾走感に満ちた曲だけではなく、こういったいわばスラッシュ・メタルの「陰」に当たる部分に長年シーンで活躍してきた彼らのテクニックが垣間見れる。
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ジ・アゴニスト「プリズナーズ」(2012年)

カナダはケベック州モントリオールにて、2004年に結成されたエクストリーム/スラッシュ/デス・メタル・バンドの3rdアルバム。
紅一点のボーカリスト、アリッサ・ホワイト=グラズ在籍時の最後のアルバムである(現在の女性ボーカルはヴィッキー・プサラキス:彼女もかなりの実力派)。
デス・ボイスとクリーン・ボイスを使い分けるバンドも最近では珍しいものではなくなった。このバンドもそういった類のバンドなのだが、アリッサ嬢の迫力満点のエクストリーム・ボイスと透明感溢れる可憐なクリーン・ボイスは頭ひとつ抜けていると言える。両面に於いて完璧なシンガーは非常に少ないので、彼女は大変貴重な存在である。両パートで独特の癖を持ちながらも、それぞれがまったく独立したボーカルとして成立している。知らない人間が聴けばボーカルが二人いるものと勘違いしていまいそうである(笑)。
一曲一曲時間を掛けて制作されたということだが、大作主義ということもなく、そこそこ聴きやすい長さでまとめられている点に聴き手に対する配慮を感じる。
典型的なヘヴィ・メタル・スタイル、スラッシーなリフが目立つ疾走ナンバー、デス・メタル色の濃い曲など、どの楽曲もバラエティーに富んでいるが、ダークで幻想的な雰囲気を壊すことなく同居している。
デス・ボイスとクリーン・ボイスの切り替えのタイミングが実に巧妙で、同じ曲の中でも様々な側面を見せてくれるため、退屈とは無縁の作品に仕上がっている。
まだまだ発展途上のバンド。これから先が楽しみである。
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エクソダス/バーン・ハリウッド・バーン


ジ・アゴニスト/ユア・カミング・ウィズ・ミー

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No title

2017年08月28日 06:14

エクソダスの方、この速度で6分もギター弾いたりドラム叩いたりしたら、腕とか持ちそうにないんですが・・・
流石のプロですね、人類の行ってきた悪を表現する前に腕の腱が切れないか心配デス(;´・ω・`)

ジ・アゴニストの方は、ボーカルが人外のモンスターと、女性っぽい声の2人が歌ってると思ったんですが・・・これ同一人物(;´Д`)?
恐ろしい才能ですね・・・

No title

2017年09月03日 02:08

シープネスさん、こんばんはー

久々のメタル記事にコメント感謝です!

初心者ではまず腕が持ちませんねw
程よく力を抜いて手首を使って弾くのがコツです。そうすればけっこう出来るもんですよ。
彼らぐらいのベテランにもなれば朝飯前でしょうか?

残念ながらアゴニストのVoは現在クリーン・ボイスは封印してデス声オンリーで別バンドのボーカルとして活躍してます。
この二面性こそ彼女の魅力なのでぜひ復活させてほしいな~。